一条工務店の規格住宅ハグミーで選べるキッチンはラシックシリーズ。全体の色は3色から選択できますが長さを変えたり取っ手の色を選択したりすることはできません。
元々のシルバーの取っ手でもイヤな訳ではなかったのですが、アイアン風の黒がより好み!
わが家はダイニングテーブルの脚やキッチン上のダクトレールに黒を取り入れているので、LDK全体の統一感がアップするかも!と思いDIYすることにしました。
色を塗り替えるだけの比較的簡単なDIYですが、毎日目に入る部分が自分好みになったことでますます家が好きになりました。
ビフォーアフター
まずはビフォーアフターの写真をご覧ください。
ビフォー

写真左側のキッチン。ラシックシリーズのカラーはグレーです。取っ手はもともとはシルバー。
アフター

手前の取っ手に手拭きタオルをかけてしまっていますが、黒に塗り替えたアフター写真はこちら。
カップボード(IKEAのメトード)の黒い取っ手と統一感が出ました。
仕上がりはどんなかんじ?

仕上がりはザラっとしていて光沢のないマットな仕上がりです。(好み)
塗りやすかったのでダマや色ムラも気になりません。
唯一ちょっと気がかりだったのが、ザラっとしているため汚れやホコリが付いたときにサッと拭き掃除だけでとれないかも?という点。
しかしペイントして半年ほど経ちますが今のところその心配は杞憂で終わっています。
用意するもの
ではさっそく、アイアン風ペイントをおこなう際に用意するものです。
・プライマー
・アイアン塗料
・刷毛や筆
・塗料を入れる容器
・床を養生するシートなど
・使い捨て手袋
プライマーと塗料
プライマーと塗料は下記のものを購入しました。近所の大きめのホームセンターでも売っていました。
(ちなみに私が購入したときは、送料込みでも楽天の方が安かったです!)
楽天24にもあったので、日用品と一緒に購入したら送料の節約になるかも。
キッチンの取っ手を塗れだけなら200mlでも十分すぎる量です。かなり余りますがこれより小さいサイズは無いみたいです。(大容量の500mlはあるみたい)
筆
塗る範囲が小さいので、100均で購入した絵画用の筆を使用しました。
塗料を入れる容器
思ったより少量しか使用しないので、ゼリーのカップなど使い捨て出来る容器を取っておくことをおすすめします!
わたしは豆腐の空き容器と筑紫餅(福岡銘菓)のパッケージを使用。
養生シートや使い捨て手袋
作業中の床の保護のために養生シートも必須。
また、取っ手を持ちながら隅々まで塗るために使い捨ての手袋も使用しました。どちらもダイソーで購入して普段から使っているものです。
ちなみに私は段ボールにマスカーフィルムを貼って畳半畳くらいの作業ボードを作成しました。作業が途中で中断しても移動できるので便利です。マスカーフィルムを買わなくてもゴミ袋などを開いてシート状にしてガムテープで貼れば代用可能です。

手順
道具が準備できたら作業開始です!
手順
1.取っ手を外す
2.プライマーを塗る
3.アイアン塗料を塗る
4.取付
1.取っ手を外す

ラシックキッチンの取っ手は簡単に外せます。内側からネジを回すだけ。
乾いて取り付けるまでに時間がかかります。全部の引き出しを開けっぱなしにすると夕飯の支度の邪魔になるので、わが家は作業中キッチンクロスを挟んで完全には閉じないように閉めていました。
2.プライマーを塗る
アイアン塗料を塗る前に、下地(プライマー)を塗ります。もったりとしてやや塗りにくかったです。
塗り終わったら乾くのを待ちます。
3.アイアン塗料を塗る

プライマーが乾いたらアイアン塗料を重ね塗りしていきます。プライマーよりも滑らかで塗りやすいと感じました。
塗り終わったら乾燥させます。冬場の作業で3時間程度でかなり乾いたと感じましたが、念のため一晩そのままにして乾燥させました。

4.取付け
完全に乾いたら、外すときと同じ要領でキッチン収納に取り付けます。
ついでにタオルハンガーも塗ってみた
塗料がかなり余ったので、わが家に3つあるタオルハンガーも塗装してみました。
せっかくなので1階トイレのタオルハンガーはターナーのブラック。2階トイレのタオルハンガーはナチュラルな雰囲気に合わせてダイソーの白のアイアン塗料で塗ってみます。
タオルハンガーを塗ってみた

黒で塗ったタオルハンガー
ターナーのアイアン塗料で塗った方は、キッチンの取っ手と同じく満足の仕上がりになりました。落ち着いた雰囲気にDIYした一階のトイレにマッチして大成功。

ダイソーのモルタルコンクリート風塗料
ダイソーのDIYコーナーで見つけた塗料を使ってみたかったので、塗り心地比較のために購入してきました。
2階のトイレは床をヘリンボーン柄にDIYしたりナチュラルで明るい雰囲気なので白を選択。ダイソーの塗料は種類が豊富でした。量も少なめなのでちょこっとDIYするときにちょうどいいサイズ感です。

ダイソーのモルタル風ペイント塗り心地
正直な感想は、ターナーのアイアン風ペイントに比べると塗り広げにくくて仕上がりが残念な結果に…!
アイアン風塗料とモルタル風塗料では質感が違いました。
ダイソーのモルタル風塗料はザラザラ感が強く無骨な仕上がりになったので、植木鉢の塗装などに似合いそうな気がします。
まとめ
取っ手のDIYは工作感覚でチャレンジできてとても満足度の高い結果になりました。毎日目にする場所が自分好みに変わると満足度が高いですね。
それにしても、一条さん、初めから取っ手のカラーも選べるようにオプション用意してくれないかなぁ…なんて思ったり。
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