1年に1回行う浄水カートリッジの交換は、面倒そうだなという想像の3倍めんどくさいものでした!
特に初めての交換は、説明書を読みながら進めても「???」が頭に浮かぶばかり…。
ただしやり方さえしっかり把握しておけばスムーズに進められますので、これから交換しなければ…と思っている方や、導入前に交換の手間を把握しておきたい方はぜひ参考にしてみてください。写真をたくさん使ってやり方を解説しています。
私自身、来年の交換はこのページを見てやり方をおさらいしてから取り掛かるつもりです!
LIXILビルトイン型浄水器
では、さっそく交換方法を解説していきます。手順はカートリッジ購入時に同封されている説明書に沿っています。
浄水カートリッジの注文方法

わが家の水栓はINAX キッチン用名ビッシュハンズフリー水栓 JF-NAH461SY型。手をかざすことで浄水と原水を出し分けることができるビルトインタイプの浄水栓です。
LIXILストアに会員登録しサイト内の検索窓に水栓の型番を入れたら、対象のカートリッジが出てきました。
ハイグレード・スタンダード・エコノミーの3タイプ×定期便または都度注文の別があり、わが家はスタンダードタイプの定期便を購入。
カートリッジの申し込み品番は「JF-45N」です。
注文のタイミングは?
浄水カートリッジの交換目安は12ヶ月(または10,000L)とのこと。
浄水カートリッジの交換時期が近づくと水栓の黒いセンサー部分に「交換」の文字が点滅してお知らせしてくれます。お知らせの時期は11.5カ月経過または9,600Lに達したタイミング。
更に12ヶ月経過するか10,000Lに達すると「交換」の点滅は点灯に変わります。
わが家もちょうど使用開始から11.5カ月経過したころにサインが点滅。(注文も交換も面倒で・・・)しばらく放置して使用していたのですが、水のニオイが気になるようになってきたのでついに初めての交換をおこなうことにしました。
浄水カートリッジの交換手順
説明書の手順に従って、私自身が戸惑ったポイントを補足しながら手順を解説していきます。迷わず進めても30分くらいはかかりそう!
1.水栓を閉じる
まずはシンク下の止水栓を右いっぱいに回して閉じます。

2.水が出ていないことを確認
止水栓を閉じたら蛇口から水が出ないかを確認。

3.浄水カートリッジをブラケットから外す
浄水カートリッジは写真のようにブラケットに固定されているので、作業しやすいように取り外します。

4.ワンタッチジョイントの凹凸を合わせる
続いて2本のホースと浄水カートリッジを外すのですが、根元のワンタッチジョイントの凹凸(写真の青いパーツ)を揃えて上下に合わせることで取り外しが可能です。

凹凸がずれた状態になっているので、回して揃える

揃ったら凹凸がくっつくように上下に動かす

5.ワンタッチジョイントを浄水カートリッジから外す
手順4で説明した状態にするとホースと浄水カートリッジを外すことができます。
水が漏れることがあるので片手にタオルなど持って作業するのがおすすめ。
6.接続プラグを浄水ホースに接続する
説明書どおりに進めていたら謎の工程が出てきて戸惑い。
浄水カートリッジにつながっていた2本のホースを「接続プラグ」で繋ぎ、水を通すことで洗浄を行うという工程のようです。
「接続プラグどこ?」と悩んだ方はページの後半で解説しています。(こちらからジャンプ)

7.止水栓を開きホースを洗浄する
接続プラグを繋げたら、工程1で回した止水栓を一旦開き、水を流してホースを洗浄します。
8.止水栓を再び閉める
洗浄後、ふたたび止水栓を閉めて水栓から水が出ないことを確認します(手順1~2と同じ)
9.新しい浄水カートリッジのキャップを外す
ここでやっと新しい浄水カートリッジの登場。接続部分にキャップが付いているので外しておきます。ついでに交換日を記入する欄があったので日付を書いておきましょう。

10.新しいカートリッジをホースにつなぐ
6で使った接続プラグを取り外し、2本のホースと新しい浄水カートリッジを接続します。
ホース、カートリッジそれぞれに「IN」と「OUT」の記載があるので必ず合わせてください。

11.ワンタッチジョイントの凹凸をずらす
誤って外れないようにワンタッチジョイントの青い部分を回して凹凸をずらしておきます。
ホースを軽く引っ張って、しっかり接続されているかを確認。

11.浄水カートリッジをブラケットに取り付け
作業はもう少しで完了!浄水カートリッジをブラケットに取り付けます(押し込むだけで簡単にカチッとはまりました)
12.止水栓を開く
止水栓を左に回して開きます。開き具合で流量が変わるので、好みのところに調整します。
私はだいたい作業前の開き具合を覚えておいて、同じくらいに戻しました(全開の少し手前くらいだった)

13.水を流して水漏れが無いか確認
1分ほど水を流して接続部から水漏れが無いかを確認します。はじめはバシャバシャと噴き出してきましたがすぐにいつもどおりになりました。

14.浄水カートリッジ内の空気を抜く
カートリッジをひっくり返しながら10分間水を流すと書いてあったのですが、わが家の場合ホースにつないだ状態ではカートリッジをひっくり返すことができず、「10分も流すの…?」と不安になったので、数回カートリッジを左右に傾けながら1~2分水を流しました。
15.交換表示をリセットする
最後に水栓に表示された「交換」の文字を消す作業です。こちらは説明書のとおりにおこなえば難しくなかったのでブログでは割愛します。
使用している水栓の型番によって手順が異なるので、正しい型番のページを参照すれば大丈夫!(間違った型番の手順を見てなかなかできなかった人)

手間取ったポイント
最後にわたしが交換作業する中で「説明書を読んだだけじゃわからん!」と思ったポイントを解説しておきます。
止水栓はここ!

これだよね…?と思いつつ説明書と絵が違ったので戸惑いました。
接続プラグはどこにある?

一番戸惑ったのコレです!
説明書にはサラッと接続プラグが登場するのですが、「なにそれ?」
引き渡しの時にもらった大量の説明書や備品の中にあったのかな?と思い、引き出しを探しても無い!引き渡し時にもらった設備説明所を読んだらシンク下ホースに固定されていることがわかりました。
キッチンのメーカーやハウスメーカーによって異なるかも?見つからない方はシンク下探してみてください。
引き出しは外した方が作業しやすい
そんな横着する人はいないかもしれませんが…。
わたしは、引き出しを外すのが面倒で、はじめは引き出しを付けたまま作業していました。が、思ったより細かい作業が多くて腰痛めそう!!無理!
わが家のキッチン(一条のラシックキッチン)はシンク下の引き出しが二重になっているのですが、内側の小さい引き出しを外しただけでも作業がしやすくなりました。
面倒でも引き出しを外して作業した方が、結果的に時短になります。

まとめ
1年に1回とはいえ、取り掛かるにはなかなか気合のいる作業です。ぜひ取り掛かる前に本ページを参考に、おおまかな流れやわが家がつまづいたポイントを確認してください。
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