わが家はとにかく白米大好き家族。結婚時に適当に買った炊飯器を使用していましたが、最近5.5合炊きでは足りなくなってきました。
そこで、新築に引っ越すのを機に一升炊きの炊飯器に買い替えることにしました。お米が美味しいことはもちろん、お気に入りのカップボードの上はおしゃれな黒家電で統一したいと思ったのですが…
一升炊きのおしゃれな炊飯器って少なくない!?
最終的にパナソニックの炊飯器を購入しましたが、決定までにいくつものメーカーや機種を比較しました。
Panasonic SR-M18A 使用レビュー
さっそく購入した炊飯器のレビューから!購入したのはパナソニックの おどり炊き Mシリーズ SR-M18A。
型落ちで購入し、価格は4万円程度でした。ちなみにこの機種の現行モデルはSR-M18Bだそうです。
黒でかっこいいけど難点もあり
側面はザラっとしたマットな質感。上側はフラットで光沢があります。
5.5合炊きと比較するとかなり存在感のあるサイズではありますが、すっきりしたデザインは好み。
ただし見た目に関しては1つデメリットがあって、上部の光沢のある部分は、指の跡が付きやすいです!特に、子どもが食事中に自分でおかわりしにいくと、食事中のベタベタの手で触ってめちゃくちゃ跡が付きます…!
購入したてはピカピカすぎて、指の跡が気になって小まめに拭いていました。最近は汚れやすいことに慣れてしまって時々拭く程度に…。
お米は柔らかめで粘り気が出る
肝心のお米の炊きあがりについて。
購入前に「パナソニックは柔らかめ」という口コミを見て少し気になっていました。というのも、わが家は芯のたった固めのご飯が好み!
ちなみに、わが家では基本的に実家から送ってもらうお米を食べていて、品種はヒノヒカリです。産地によって食味は多少異なるようですが、わが家が食べているヒノヒカリはわりとあっさりして、旧炊飯器で炊いていた頃は粘り気が少なめと感じていました。
さて、そんなヒノヒカリを新しい炊飯器で炊いてみると、確かに「やわらかめ」と評価されるのは納得。しかし、ただ柔らかくなるというか、モチモチと粘り気が増す感じです。
実際、これまでわたしが以前の炊飯器で炊いた米でつくったおにぎりは、「食べるときにポロポロ崩れてしまう」という欠点がありました。
単純に自分の握り方が下手なのだと思っていましたが、炊飯器を買い替えたら米に粘り気が出てポロポロ崩れないおにぎりになったのです!
これは驚きでした。
個人的には、おにぎりにしてもポロポロ崩れてしまうような粘り気控えめな炊きあがりが好みではありますが、これはこれで美味しい。
モチモチ食感のお米が好きな方にはとくにおすすめできる機種だと感じました。
SR-M18Aは「ふつう」「エコ炊飯」「カレー・寿司(固め)」など炊きあがりを選べるモードがいくつかあって、エコ炊飯を選ぶと水の量も少なめに入れます。ふつうモードで炊くよりは固めで好みに近いかなと感じていて、水の量やモードなどあれこれ研究中です。
総合評価
10年使用した1万円台の炊飯器から買い替えたため、炊きあがりに不満はありません。ただし、劇的に変わった!という感動が無いのも事実。
もっとハイグレードな炊飯器を購入したところでわが家が炊きあがりの違いを実感できたかは不明なので、特に不満のない使い心地で十分満足しています。
そして何より一升炊きの機種の中ではデザインが好きなので、選んでよかったです。
炊飯器の選び方
種類が多すぎてどこからどう検討して良いか悩む炊飯器選び。私が購入する機種を選んだポイントをご紹介しておきます。
予算に合わせて選ぶ
まずは予算を検討します。一升炊きでも1万円台から高級炊飯器と呼ばれる10万、20万円するモデルもあります。
わが家は現在使っているモデルが1万円台のお安めモデルだったので、それより少し予算をあげて3万円台~5万円くらいまでで検討することにしました。
主要メーカーを見比べたところ4~5万円台は、各メーカーの人気炊飯器シリーズのエントリーモデルが買えるくらいという印象でした。
デザインでえらぶ
炊飯器を選ぶ際に、炊きあがりの違いよりデザインを重視するのは珍しいでしょうか?
だってね、各社研究開発を重ねて高機能な炊飯器を販売しているわけです。もともと1万円台の炊飯器で満足していた我々なので、4万円程度出せばどのメーカーでもお米の炊きあがりには満足できると思いました。
詳しく調べると、メーカーによって「柔らかめ」「時間が経っても美味しい」など特徴の違いがあるのですが、正直なところ調べ始めたら迷い過ぎて、お米の仕上がりを第一条件にはできませんでした。
というわけで、わかりやすくまずはデザイン重視。キッチンに馴染む黒のスタイリッシュなデザインを条件にして候補を絞ります。
外せない機能で選ぶ
最終的な決め手としたのは付属機能です。
内蓋や釜が食洗器で洗えるモデルもあります(食洗器に釜を入れる空きスペースが無いかも…と思いわが家は重視せず)。さらに、タイマー機能、メモリー機能、銘柄ごとの炊き分け機能、早炊き機能など自分にとって絶対必要な機能がついているかを確認しましょう。
この後紹介しますが、象印の炊飯器は保温時のご飯の劣化を軽減する「極め保温」や「うるつや保温」という機能があるそうで心惹かれました。
一升炊きでおしゃれな炊飯器3選
今回一升炊きを選ぶ際に候補に挙げたほかのメーカーもご紹介しておきます。
象印 NW-JY シリーズ
象印の炊飯器は「演舞炊き」を搭載した上位モデルがあるのですが、紹介する機種はその下のモデルで演舞炊きを搭載していません。型落ちだと4万円前後で購入できます。
下記のモデルは最後まで購入を迷った製品で、保温してもご飯の美味しさが続くという点に非常に惹かれました。
アイリスオーヤマ
おしゃれなデザインで2万円以下で購入できる炊飯器。3通りの固さ(やわらかめ・ふつう・かため)×3通りの食感(もっちり・ふつう・しゃっきり)の組み合わせで9通りの炊きあがり設定が可能です。
圧力IHにこだわりがなければおすすめの機種です。ちなみにアイリスオーヤマからは。プラス7千円程度で圧力IHも出ています。
タイガー ご泡火炊き JPIシリーズ
土鍋の美味しさを手軽に味わえる「ご泡火炊き」のエントリーモデル。
タイガーの炊飯器は「固めで食べ応えのある粒感」というレビューを見かけ、気になった機種です。JPIシリーズの上位モデルがJPLシリーズ、さらに最上位モデルがJPXシリーズです。
まとめ
10年ぶりに買い替えた炊飯器は、予算の中で見た目が最も好みだったパナソニックを選びました。見た目で選びましたが、機能もお米の炊き上がりにも満足です。
種類が多くて悩んでいると迷宮入りしてしまう炊飯器選びですが、ぜひ気に入る1台を見つけてくださいね。
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